夏泊海女の会とは
夏泊の海女ページでも紹介していますが、夏泊の海女漁は400年以上の歴史があります。しかし、海女の老齢化や後継者不足により海女組合を解散せざるを得なくなりました。
一度はなくなってしまった海女漁ですが、復活を望む声も多く、3年前に復活計画が発足しました。海女の会の会員は夏泊に居住している有志です。
そして、現在は夏泊神社の神主さんに、夏泊の海女として神主との2足のワラジを履いて活動いただいています。
私たち「夏泊の海女の会」は、夏泊の海女と海女漁の復活、そして青谷町夏泊の魅力を全国に発信する、地域活性化を目的として活動しています。
私たち「夏泊海女の会」は、主に地域で開催されるイベントに出店し、海女が漁で収穫した魚介類を調理し販売しています。中でも「イガイ」という貝を使用した「イガイ飯」は郷土料理として有名です。
「イガイ」は、沿岸の2mの潮通しの良い岩礁域に生息する二枚貝です。「アサリ」などの貝とは形や模様が異なることから「イガイ」と呼ばれるようになったと伝えられています。
「イガイ」は、煮るととても良い出汁が出るので、お味噌汁にすると何とも言えないおいしいお味噌汁になります。
※パエリアなどで使われるムール貝は「ムラサキイガイ」と呼ばれる外来種の貝です。
「夏泊海女の会」Webサイトでは、イベントへの出店情報やその活動報告、また郷土料理である「イガイ飯」を是非全国の皆さまへ召し上がっていただきたいと思い、「イガイ飯」の冷凍販売や、海産物の販売を予定しています。